やっぱし焼き饅頭はｱﾝｺ入りだべ

一晩寝てまだ薄暗いうちからｼｭﾗﾌから這い出る。

温かなﾀﾞｳﾝｼｭﾗﾌが少し恋しいけどこの季節の朝はとても気持ちがいい。



キャベツ畑ごしに眺める浅間は厚い雲に覆われていた。

この前の外輪山がかすかに見える。

気温は3度。



かじかむ手を擦りながらコーヒーを淹れる。
おいらの至福の一時。



澄み切った空気の中熱いコーヒーを啜り煙草をふかす。
せわしなく飛び交う小鳥は何を話しているのだろう？

先日までの忙しい日々がふと頭をよぎる。

払拭するかのようにコーヒーを胃に流し込む。

そんな一時。

しかし....

そんな時間は永遠じゃない。

「ﾊﾟﾊﾟーーー!!遊びにいこうっ！！」

「よし来たっ！！何するん？？」

「まつもっこり拾うっ！！」

「まつもっこり（笑）」

おっしゃっ！！競争だっ！！

日が昇ると気温は一気に17度。




こうやって自然の中にいたら何もなくても遊びが生まれるんだよね。

おいらは遊びの達人になりたい。

遊ぶのが下手な人は人生が下手な気がする。
だから遊びも仕事も本気でやる。

今この瞬間はななたんと向き合うことに本気。
夢中になってまつもっこり（笑）を拾うななたんを夢中で追いかけてシャッターを切る。

画像をチェックしていると...



「パパ～もうこんなにいっぱい拾ったよ。」

ありゃ...おいらの負けだわ。

さぁ！そろそろお腹が空いたね。
朝ご飯にしよう。





おいらの大好きあのお店の苺ジャム。

もちろん大人塗りよん。

あ～うんまい。幸せだわ～。
牛乳とかほしくなる。



ななたんはパパ特製スープがお気に入りみたい。

「コーンポタンジュおいし～」

コーンポタンジュっ（笑）



ママとななたんはおかたずけ。

お手伝いができるようになっていく君をみて少しうれしいけど...

少し大人になって子供なパパを置いていくような気がして涙が....

でも....

おいらにはみ～たんがいるっ！

よしっ！み～たんと遊ぼうっ！



芝生のﾁｸﾁｸが嫌みたいで...



かわいい～。
しばらく泣かせて妻に怒られ...

ﾄﾞﾀﾊﾞﾀｷｬﾝﾌﾟは幕を閉じました。

また来年までお預けだね～。
早く温かくならないかな～。



お疲れななたんは車に乗り込むとすぐに夢の国へ。
楽しかったかなぁ？？
また来年。君の成長した顔を見せてね。



おしまい。。